当サイトについて
当サイトは、私たち家族が体験した出産と赤ちゃんの成長の記録です。
妊娠8ヶ月目の定期健診で妊娠高血圧症候群と診断され、その数時間後には帝王切開での出産しました(予定日より41日早い出産でした)。また、赤ちゃんも1680グラムと未熟児なうえ、心臓の中核という壁に4ミリの穴が開いている心室中隔欠損症を患って生まれてきました。
しかし、お医者様や家族、赤ちゃん本人の強さのおかげで2歳を過ぎた今、心臓の穴を閉じる手術もせず、健常児と変わりない、なんの心配もないほどに健康に元気に育っております。
当サイトは、妊娠高血圧症候群になってしまったママ、また,未熟児・心室中核欠損症で生まれてきたお子様を心配するご家族のために作成しました。赤ちゃんは、健康に育ってくれるのか?手術の可能性は?どんな手術?自然に心臓の穴がふさがるって本当?などなど様々な疑問と不安が押し寄せていると思います。これらは先生にきちんと説明していただければわかることですが、わたしたちの体験と赤ちゃんの成長(主に体重)の記録は参考になるかと思います。
もし、過去の私たちにメッセージを送ることができるとすれば、
「まったく元気になるから、そんなに心配しなくてもいいよ!」
ということです。
同じような体験をされている方に、少しでも希望をお伝えできれば幸いです。
妊娠8ヶ月目、1680グラム、帝王切開で緊急出産

妊娠8ヶ月目の定期健診(出産予定日の41日前)で、妊娠高血圧症候群と診断されました。 そして、「
今日中に産んだほうが良いです。今からすぐに、母子センターの手術室に直接行ってください。」と、夫婦ともにまったく危機感のないまま、母子センターの医師のところまで自分たちの車でいきました。看護婦さんが何度も「頭は痛くないですか?」と妻にたずねてくださいます。夫の私が忘れ物を家までとりに帰ろうとすると、「ご主人はそばを離れないでください」と緊張した言葉で事の重大さを伝えてくださいました。 先生の診断と方針の決定はとても慎重にすばやく、また丁寧に私たち夫婦にわかるように説明してくださりました。
まずは、陣痛促進剤で頑張ってみること。赤ちゃんに負担がかかるので、赤ちゃんの心音などを頼りに危険だと判断した場合、すぐに帝王切開に切り替えるということでした。実際には、陣痛促進剤をうってしばらくしてから、帝王切開に切り替わりました。先生が「帝王切開にします」と決断されてから、約20分後にはもう赤ちゃんは誕生していました。 母子ともに命が危ないところを奇跡のような連係プレーで救ってくださった産婦人科の先生から、母子センターの先生またその看護婦さんたちに本当に感謝です。
両親のみ面会可能な集中治療室

赤ちゃんは、生まれた直後より集中治療室に入ります。ずっと介護してくださる先生と看護婦さんに感謝です。この集中治療室に入れるのは両親のみです。赤ちゃんは出産直後、体重は少し減るのが自然なことらしいのですが、本当に小さなわが子は大丈夫なのかと、とても心配しました。また、母子ともに落ち着いたころ、赤ちゃんの心臓に穴が開いているということを医師に告げられました。二人ともとてもショックで胸が張り裂けそうに思いました。
4ミリの穴は、大きくもないが小さくもない位の大きさで、肺に負担がかかる可能性があるということ。今手術をしなければいけない状態ではないこと。
穴は、成長とともに自然に閉じていく場合があること。
今後の成長をみて、手術が必要か検討していくこと。など、担当の先生は言葉を選びながら慎重に教えてくださいました。私たち夫婦にとって、とてもつらい不安な時期でした。赤ちゃんがお乳を飲んでくれるので、とても励みになりました。
生まれてから10日目、赤ちゃんが集中治療室を出て、お母さんと一緒にいられる母性棟で過ごせるようになりました。まずはここですごく一安心したの覚えています。順調に体重も増え始めてきた
15日目くらいから、心臓の薬(正確には肺への負担を軽減する薬)が始まりました。朝晩2回、2種類(ラシックス、アルダクトン各2ml/1日)。採血やレントゲンなど検査が多かったですが、母子ともに順調の様子で、退院のめどが立ちました。
| 出生日 | 1672グラム |
| 4日目 | 1530グラム |
| 5日目 | 1568グラム |
| 6日目 | 1632グラム |
| 7日目 | 1622グラム |
| 8日目 | 1622グラム |
| 9日目 | 1634グラム |
| 10日目 | 1630グラム | 母性棟へ |
| 11日目 | 1648グラム |
| 12日目 | 1674グラム |
| 13日目 | 1704グラム |
| 14日目 | 1740グラム |
| 15日目 | 1748グラム |
心臓の薬を飲み始める。 朝晩2回(ラシックス、アルダクトン各2ml/1日)
| 16日目 | 1748グラム |
| 17日目 | 1786グラム |
| 18日目 | 1772グラム |
| 19日目 | 1776グラム | 退院について検討 |
| 20日目 | 1842グラム |
| 21日目 | 1858グラム |
22日目、退院 1896グラム
出産直後は押しつぶされそうだった不安や心配も、この頃にはかなり少なくなっていました。お乳をぐんぐん飲んでくれることも、すごく力強い赤ちゃんの生命力を感じました。日々、成長しています。
| 28日目 | 2160グラム |
| 36日目 | 2600グラム |
| 40日目 | 2800グラム |
| 44日目 | 2985グラム |
誕生後 約50日 3300グラム
お乳をぐいぐい飲んで、どんどん大きくなっています。まるまるとしてきて、無事に成長しているんだ安心できました。もっと大きくなってね!といつも思っています。
出生後、約60日 お宮参り 3900グラム
78日目 4635グラム 経過良好 「おそらく手術の可能性はない」
心臓の穴の周りに肉が持ってきているので
「おそらく手術の可能性はない」ただ、この頃の心配事は少し貧血気味、ビタミンDが少し足りないという検査結果です。ビタミンDが足りないと、「くる病※」の恐れがでてくるというので、シロップのお薬が増えました。( ※くる病(-びょう、佝僂病)とは、乳幼児の骨格異常。主な症状として脊椎や四肢骨の湾曲や変形がおこる。原因として、ビタミンDの代謝障害により、カルシウム、リンの吸収が進まないことによる骨の石灰沈着障害がもっとも知られる。 参照「wikipedia」)
新しく増えたビタミンDのシロップなのですが、かなり量が多く、赤ちゃんはものすごく嫌がります。毎日何回もスポイトで口に入れるのですが、嫌がって泣き叫び、吐きます。それがかわいそうで、実は、薬を与えないことの方が多かったです。ママがしっかり鉄分や栄養分をとるようにしたりしていました。お乳で栄養が赤ちゃんにいくように。その後の検査では、薬をあまり与えなかったにもかかわらず、貧血、ビタミンDなどの数値も回復していました。
| 120日目 | 5530グラム |
| 146日目 | 6350グラム |
5ヶ月半後 6565グラム 「もう心臓(肺)の薬を飲まなくてもよい」
「もう心臓(肺)の薬を飲まなくてもよい」(ラシックス、アルダクトン)
この頃あたりは、赤ちゃんの体重もどんどんと増え、血色もすごくよく、よく笑いますので、普段の生活のなかで心臓のことはあまり心配していませんでした。でも、心臓の検査のときは、「あぁ、穴がふさがっていますように。せめて、少しでも小さくなっていますように」と、現実を思い出すことになります。先生から「もう心臓のお薬は飲まなくても良い」という言葉をいただいたときは、夫婦そろって大喜びしました。「すごいぞ、小学生くらいになったらきっと穴はふさがるんじゃないか?」なんて期待をもてました。
誕生後 約1年

実はまだ断乳していません(笑)。このときはなぜか、両手を天に突き上げるポーズを連発していました。もう、病院にいくことも数ヶ月に一度になり、心臓に穴が開いていることはまったくといっていいほど気にしなくなりました。どんどん活発に動いていく子供に本当に力強さを感じます。歩き出したのも早すぎず遅すぎず、同時期に生まれた子供と比べると体は小さ目ですが、よく話しかけたせいか言葉を話すのが早かったです。
誕生後 約2年

無事、断乳もすみ、元気いっぱいに遊んでいます。正直、もっと食べ物を食べて大きくなってほしいですが、
あせらずに成長を見守っています。次の心臓の検査がちょっと楽しみになってきました。いきなり完全に穴は閉じないのでしょうけれども、きっと少しは小さくなってるのではないかと・・。